第2章

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「じゃあ行きましょうか?」 御厨君はそう言うとエレベーターに向かって歩きだした エレベーターはボタンを押すと直ぐにきて私達はエレベーターへと乗り込んだ 「じゃあ軽く寮の説明をしますね。まず食事ですが基本的には自由です。食堂を利用したい時は7時から21時までなら開いています。5階にありますよ。お風呂は各部屋に備わってます。他に何か質問があればまた僕か一哉にでも聞いて下さい。お答え出来る範囲なら答えますので」 「おっ。雅人部屋があったぜ」 「わかりました」 312と表札がついた部屋の前に着いた私は早速鍵を使って扉を開けた ここが今日から私の部屋かぁ 楽しみだなぁ 「わざわざ今日はありがとうございます」 頭を下げた私に御厨君は爽やかな笑顔を浮かべていた 「いえいえ。他に何か今質問とかありますか?」 質問かぁ… 無くはないんだけど失礼かなぁ まぁ聞いてみようかなぁ 私はこの軽い気持ちでした判断に後から後悔することになるとは夢にも思わなかった
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