第1章

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いつもと変わらない日曜日 いつもと変わらない朝 いつもと変わらない食卓 なのに何故か今日は違う 何が?と言われると分かんないけど両親がなんとなくずっとそわそわしている はっきり言って嫌な予感しかしない そんな雰囲気に圧されてか何故か私達は無言で朝ごはんを食べすすめていた 「ゴホン」 突然お父さんが咳払いをして私の方を意を決した目で見てきた 「凛(りん)。ちょっといいか?」 嫌な予感のせいでわざと目をそらしていた私は名前を呼ばれ渋々お父さんをみる 「何?お父さん」 「あのな。凛に言わなければならない事があってな。その…。凛には桜ノ宮学園に明日から通ってもらう」
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