第五章 ~真実~

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鈴が言うにはこうだ ある日鈴はいつの通り家に帰ったらしい 家につくと、晩御飯を作って食べ、お風呂に入り、疲れたせいかすぐにベッドに潜り込み、眠ってしまった 少し時間が経ち、ふと目が覚めた 額には尋常じゃないほどの汗をかいていた するとお腹辺りに違和感を感じた 人に乗られているような感じだった お腹を見ると、そこには伸二がいた 私はとっさに和樹に『助けて』とメールを送った その瞬間伸二は笑いながら、いきなり私に殴り掛かってきた 私は避けることができずまともにくらって、意識を手放した 目が覚めるとそこは伸二の部屋だった 手は自由だったものの、足には重い枷がついていた その枷には鎖がついており、鎖はベッドの足に繋がれていた すると目の前に伸二が現れた 鈴「シン!これはなに!?早く枷を外して!!」 伸二「うるさいよ鈴…君が悪いんだ…」 鈴「言ってる意味が分からないわ!早く私を家にかえして!!」 しかし伸二は何も言わず、ただ私を見て笑っているだけだった
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