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???「りーっん!!」
私に向かって大きく手を振っているのは、今は亡き元カレの上村 伸二(カミムラシンジ)だ
鈴「ごめんねシン!待った!?」
伸二「僕も今来たところだよ!」
伸二は頭がよく、外見もそれなりにいい
顔は童顔で可愛い
でも少し束縛することがあり、私はそれが嫌で今日のデートを最後に伸二と別れるつもりだ
伸二「行こっか!」
鈴「う、うん…」
それからは、買い物をしたり、ゲーセンでプリクラをとったりと楽しんだ
いつの間にか夜になり、私はまだ別れを言い出せなかった
伸二「ねぇ鈴!!今日僕の家に来ない?」
鈴「えっ?でも悪いよ」
ふと伸二からそう言ってきた
伸二は一人暮らしなので両親は別の県に住んでいる
伸二「いいから行こっ♪」
伸二「ここが僕の部屋だよ!」
私は結局伸二の家に上がることとなった
鈴「シン…ちょっと大事な話があるんだ」
伸二「何?」
伸二は笑顔で首を傾げている
鈴「私達もう別れよ…」
伸二「……!?」
伸二は目を見開いて私を見ていた
伸二「な…んで?」
鈴「シンの束縛がもぅ嫌なの!」
私は少し強めにそう言った
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