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伸二「い…や…そんなの嫌だ!!」
伸二はそう言って台所に走って行った
鈴「……!?」
伸二は両手で、刃渡り30㎝はあるであろう包丁を持っていた
伸二「鈴を殺して…僕も…死ぬ」
伸二はそう言い終わった瞬間私に向かって走ってきた
鈴「-っ!!」
間一髪よけたが、右肩に刃が少しかすった
伸二「し…死ねぇー!!」
私は走ってきた伸二を突き飛ばした
伸二「ぐ…ぐはぁ!!」
伸二は血を口から吐き、ぴくりとも動かなくなった
鈴「シン!!」
私は伸二に駆け寄り、脈があるかたしかめた
しかし脈はなかった
お腹の辺りを見ると先の包丁が刺さっていた
伸二の顔は段々青ざめてきた
私は怖くなり伸二の家から飛び出した
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