透けた下着の巻

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     ※※※  翌日。  「なああの作戦やめないか?」  僕は言う。これ以上無茶をするとあきちゃんに本当に殺されかねない。  「そうだな。彼女の下着の色と匂いは俺のものにしたいから」  石川君よ、学校でその話題は止めよう。  「やっぱり盗んでたのかお前・・・」  「昨日はもう6回も手――」  「言うなああああ!!」  「想像上の彼女ってばかなりの淫乱で、俺のち――」  「だから学校で何言ってんだよ!」  「もう彼女は俺のものだな」  「好きにしろ!」  こうして作戦を実行しないことによって西瓜高校の平和は保たれたのであった。  ・・・このオチはいただけないなあ。
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