朝、目が覚めるとの巻

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 「そうそうひとつ言い忘れたけれど、体が女の子になっているときは、あたしは孝之君の体を自由に操れるの・・・」  彼女は不気味な笑みを浮かべ、(やはりそれでも可愛いのだが)話し始める。  「たとえば、こんなこともできるわよ」  僕の体が勝手に動く。どんなに力をいれようとも、無力である。  僕の手はその膨らんだ胸を揉み出す。さりげなく胸に付いている突起を触りつつ、その優しい感じが気持ちよく、僕の息は荒くなる。    下腹部の下の大事なところに手が伸びる。このままでは大変なことになってしまう。  制限がかかってしまう。と思ったところで、体の自由が取り戻された。  僕の息はまだ荒く、体は火照っていた。  「これから先をやりたければ、あたしの目の前でどうぞ」 あきちゃんは小悪魔のように言う。  それは目の前で自慰をしろということなのだろうか? 僕には無理だ。せっかくなら最後までやってくれればいいのに。そんなことまで考えてしまう。  しかしそれがあきちゃんの作戦だったのだ。僕がそれをできないと知りつつやらせた。  それに学校がもうじき始まってしまう。  「覚えてろよ!」と僕はかん高い声でそう言って、学校へと走り去った。
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