透けた下着の巻

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     ※※※  放課後、石川と2人で教室で残っていた。  今日はもう雨がやんで夕焼けが綺麗である。  「この季節は誰もがじめじめしていて嫌だという季節。髪型が決まらないとか、あそこがジュンとするとか色々いう季節だ。しかしなあ大石、俺はこの季節が大好きだぞ」  「なんでだよ? それは石川が変わりものだと周りから見られることで羞恥プレイができるからか?」  「おしいなあ。いや、むしろおしくもないな」  僕の石川をバカにした発言を軽く受け流した。本当にこいつはすごいやつだと思う。  「大石。この季節はな、女の子が雨に濡れて下着が透ける季節なんだぞ。しかもこうじめじめしていると、女子が下着を着ている可能性は低いから下着ではなくブラが見える可能性があるんだ。・・・興奮するだろう?」
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