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「何? それは本当か? 本当なのか石川!!」
「バカ! 声がでかい!」
僕は感極まって、大声で言ってしまったらしい。クラスメイトが一瞬こちらをみた。手を振ったら目をそらされた。
「で、本当なのか? クラスのマドンナが裸になって怪しいことをしたいっていうのは?」
次はひそひそと話す。
「お前、若干話を大きくしているようだが、大体そんなものだ」
僕の良心は見事に破壊されて、いや、なんというか石川がみるのに僕がみることができないというのは、明らかに法にひっかかるほど悪いことのようなそんな気がした。
さてこうやって自分を正当化することで良心は任務へと変わるのである。
「僕・・・やるよ! それが世界の平和につながるなら!」
「さすが同じAV女優ファンだ! 心の友よ!」
盛り上がっている会話だが、2人とも蚊が鳴くようなひそひそ声である。
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