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「あぁぁぁぁぁぁ!!」
僕はその場で絶叫。そしてこれが夢であることを祈り自分の頭を叩いてみた。
痛い。そりゃ痛いはずだ。これだけはっきりしている夢なんてないものな。
「あなた大丈夫?」と唐突に僕の後ろから可愛らしい声が聞こえた。
はっ! と後ろを振り返ると、僕の部屋のテレビに映っている女の子が言う。
『孝之くん、こんにちは』
その女の子は僕の名前を言った。気味が悪いので近くにあったリモコンで電源を消すことにする。
テレビの画面が消えてその女の子も消える。
とりあえず気味の悪いことの1つ目はなくなったが、自分の体が女性になってしまった問題はどうしようか?
夢ではないとは思うが、ここは割り切って、温泉にいって女風呂にはいるか。それともレンタルビデオのAVコーナーに行って、『お姉さんが相手してあげましょうか?』というか・・・っていうか、それは僕が言って欲しいことじゃないか。僕は男に自分の体がむさぼられるのは嫌だ。
そんなことを考えていると、またテレビが付いた。さっきの女の子が言う。
「ねえたかゆ――」
電光石火のごとく僕はリモコンで電源を消す。そう、僕は何もみていない。
「はあ・・・これからどうするか」と独り言をつぶやくと、再びテレビの電源が付く。
「くそ! またか!」
僕はリモコンを片手に電源ボタンを押そうとしたが、その行動よりも彼女のほうが早く動いていた。
僕の目の前にはスカートがめくれたその隙間から白いパンティが見える。
少しの間天国が見えると次には痛みがきた。
テレビに映っていた女の子は、テレビから飛び出し、僕にとび蹴り。
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