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「実は今日、身体測定があってね。早く行かないと、身体測定が受けられなくて、後日病院でお金を払って受けなきゃいけなくなるんだよ」
「それは大変! じゃあ早く学校に行かなきゃだめだよ!」
「うん。行きたいのはやまやまなんだけど、あきちゃんがいるのにいけないじゃん?」
「あっ! なるほど。孝之君の留守にあたしがいると、うっかりベッドの下に隠してあるアダルト雑誌が見つかってしまうと」
「なんでエロ本の隠し場所を知ってんだよ!」
「ちなみにAVは押し入れの中の小学生のときに使っていた青色のリュックの中!」
あきちゃんは押し入れを指さす。
「分かった。分かったから。もうそれ以上言わないで」
僕は彼女を押さえつける。
「きゃっ!」
勢いあまって、あきちゃんを押し倒してしまった。
あきちゃんと一瞬目が合い、目をそらされる。
その瞬間体に異変を感じる。胸が大きくなり、大きくなりかけた男性器が縮み消滅する。
そして痛みが顔面に走る。殴られていた。・・・いや、気づいたら自分で自分を殴っていたのだ。
なぜか僕の思いと反して、体が動く。体はあきちゃんの体をめちゃくちゃにしたいのに、あきちゃんからはなれて、自分で自分の乳首をつねりだす。
その痛みは地獄に行くよりもひどいものだ。
「いたっ! これは一体どういうことだ?」
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