第一章:海の向こうへ

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変化があったのは、10日目だった。今日の夢は何かが違う。髪を撫でるかのように草を揺らす風がない。 そして今日も少女が話しかけてきた。 翌日からは夢を見なくなった。多分彼女は彼女の目的を達成したのだろう。 やれやれ…次はわたしか、とため息をついて授業を受けていた。  
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