第一章:海の向こうへ

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そこには干ばつした地面に枯れた木々があった。確かにここだ、そう思ったが結局、彼女がいった事はわからなかった。 これは帰国したあとで知ったことなのだが、昔は緑あふれる村だったらしい。 だが干ばつが原因で木々は枯れ、疫病によって村は壊滅した。 しかし後悔はしなかった。むしろたまにこういう旅行も良いなと思った。 そして4浪したと思えば怖くないだろう、歴史は捨てがたいがもう一度目指してみるのも悪くない、そう思った。  
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