Bad communication

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「この娘が例の社長令嬢か?」 斐川は心結に悟られぬよう口元を緩めながら要の耳元で囁いた。 「まぁ、そうだな。」 要は少しばかり呆れた様子で話した。 斐川はルックスに合わせたように口が軽い。女のように噂が好きなのだ。 ただ要は自分と対照的な彼に対して異常な不快感は抱いてはいなかった。それは唯一大学生の頃から付き合っている友人だからだろう。
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