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明るくなっていた,ヒカリは一晩中外で寝ていたのだ。そのせいか少し熱を出してしまい,学校は休む事になった。
昼間から横になっていたヒカリはまた寝てしまい,気づいたらまた夢村にきていた。
どうやら,一度夢村に来たら夢を見るたびに夢村に入ってしまうようだ
昼間の夢村は初めてだったヒカリ…しかし,人は相変わらず多いようだ。
『あっ夜にいたお姉ちゃんだ!どうしたの?風邪でも引いて寝てるの?』
マ村にいたこどもが言った
『ま,そんなところかな(笑)』
夜中ずっと外で寝ていてそれが原因で風邪をひいたなんて馬鹿馬鹿しい事をこどもに言えなかったので苦笑いで誤魔化した
しかし,そこに歩いて来た守太は
『どうせ,星を見ているうちに寝て朝、起きたら風邪を引いていたっていう馬鹿な理由だろ』
ヒカリはムカついたが本当の事なので言い返せなかった
守太はどこかへ行ってしまった,ヒカリもあとをついて行った
『なんだ?!』
守太が言った
ヒカリは少し戸惑いながらこう言った
『私も,ついてっていいかな?行くところないし,暇…だから…』
『勝手にしろ』
守太は許可をとったのかのようにすたすたと早く歩いて行った。
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