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『ここ…俺の知り合いの墓なんだ』
守太が言った
ヒカリはいきなり過ぎて何がなんだか分からなかったが,とても空気が思い感じがした
2人でお墓を数分眺めて帰ろうとした時…向こう岸から身長が高く,長い白髪の老婆が杖をつつきながらお墓の方へ向かって来た
それに気がついたヒカリは様子を伺った
そうしたらその老婆がいきなり墓の土を掘り起こしてきた
それを見たヒカリと守太は
『何やってるのですか!?』
ヒカリは半身呆れた顔で言った
『おい!てめ-!墓を荒そすなんていい度胸してんじゃ-ね-か!
何様のつもりだ?!』
それを聞いた老婆は笑いながらこう言った
『ふっふっふっ
おい!そこの男!わしはこの川の向こう側に住んでいる死羅(しら)と言うものだ!ここの墓土を取る…も-わかるじゃろ』
守太は戸惑いながら言った
『でっでも…あいつはもう…
勝手に生き返らすなよ!』
ヒカリは守太に問いかけた
『どういう事?あのばあさん,この墓の人を生き返らすって言ってるの?』
『あ-そうだ…』
守太はヒカリに言いながら考え事をしていた。「会いたい…けど,死人で一緒に入れない,居ちゃいけない…」
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