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「じゃあ、翔太。次の授業、遅れるなよ」
「はははぃ!!ありがとうございます」
「じゃーな」
笑顔でみんなを送り出していると、後ろから軽く殺気を感じる
「どうした?貴裕」
「何でもねーよ。みんなが来ないうちに着替えようぜ」
「あ、あぁ」
別にみんなが来てもいいんじゃないのか?
そう思いながらシャツを脱ぐ
「………」
「…貴裕、なんかついてるのか?」
そんなに見なくてもいいんだが
「いや、何でもねーよ」
「……変な奴」
「うわっ、智ちゃんひどい!!ハートブレイクだよ!?」
と言って、着替えおわったばっかりの俺に抱きついてきた
暑苦しい……
「貴裕…。本当に心臓壊してやろうか?」
もちろん、殺気を出すのも忘れない☆
「え゙…」
ゆっくり俺から離れていく
智ちゃんって最強♪
あ、言い忘れてたけど貴裕は俺のチームのNO.5なんだぜ
そこ、低くね?とか思わないで
本当はNO.3にしようと思ってたのになぜか5がいいって言ってきたんだ
なぜかって言っても理由は簡単。聞かなくてもわかる
貴裕は5月5日生まれだからだ
かっこいいのに、性格は俺より子供なんだよな
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