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なんやかんやで昼休み
え?飛びすぎだって?
俺もそう思う
そこは作者の文才を恨んでね☆
何はともあれ、飯だ
俺と貴裕は屋上で飯を食っている
俺の弁当にたいして貴裕は焼きそばパン。週に4回くらいは焼きそばパンだと思う
「お前、飽きないの?」
「全然♪」
うまそうに食っているこいつを見ると俺まで食いたくなってくるから不思議だよな
「貴裕、一口ちょうだい」
「えー……」
よっぽど好物なんだろう。まさか、一口を渋るとは思ってなかったぜ
「………ダメか?」
少し見上げる感じで聞いてみる
貴裕ってこうしたら俺の言うこと何でも聞いてくれるんだ!
まさに、俺の犬♪
案の定、顔を赤くした貴裕が焼きそばパンをさしだしてきた
「ほら……。一口だけだぞ?」
「わかってるって。あーん……」
口を開けて待っているとポロリ、と貴裕の手から落ちた焼きそばパン
「うぉぇっ!?」
地面につくかつかないかのところでキャッチ
あ、危なかった
「何してんだよ!?」
「……だ、だって…お前が」
まさか、人のせいにする気か!?
「俺が何だよ!?」
「……まさか、無意識!?」
「は?何が?」時々、貴裕の言ってることはわからなくなるんだよな
「とにかく、一口もらうぞ」
隣で「あれが無意識って犯罪だろ……」とか聞こえたが、そこはスルーしておいた
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