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「まぁ、いっか。とりあえず、部屋に案内するからついてきて」
「は~い♪」
何を言っても状況は変わりそうにないので、亜弥を家に住ませることに。
はぁ、俺って弱い…。
「部屋はここを使って」
空き部屋の前でそう言った。
「は~い♪」
うん。いい返事だ。
「部屋の整理が終わったら、俺の部屋に来い。いろいろ話があるから」
「それは、私たちの将来について?」
「違うから」
どうして、そっちの話にもっていくのだろうか?
「それじゃ」
俺は亜弥の部屋をあとにした。
「♪♪♪♪♪」
部屋からは亜弥の鼻唄まで聞こえてくる。
一体何が嬉しいんだか…。
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