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「おっ、た~くと~」
来たよ…。
「なんですか、田倉先生」
「その呼び方は止めろと何回言えばいいんだ?『仁美』と言ってくれ」
ハァ…、毎回これだもんな…。
どこの世界に先生を呼び捨てにする生徒がいるんだ?いや、いるのかな?わかんねぇや。
早く教室に行かないと遅刻扱いになってしまうから、早く通してもらわねば…。
「なんですか、仁美先生?」
「ぶぅ、また先生をつけた…。先生をつけるなと何回も言ってるのに…」
何かブツブツ言ってるけど聞こえな~い。
「用がないなら行きますね」
「どうすれば、先生と呼ばなくなるのだろうか…。………ハッ、拓斗を私の性奴隷にしてしまえば…」
何か恐ろしいことをいってるから、ここは逃げるが勝ちだな。
俺は急いで教室に向かった。
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