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海から現れたもの。
それは6,7mぐらいの巨人の姿。
もとい、ロボットと呼ぶのかもしれない。
全身金属特有の輝きを放つ、美しい曲線のフォルム。
激しさと、神秘さ溢れる美術品の様。
青木は今まで、人型のロボットをその目で見ていないため、呆気にとられた。
「乗って……」
「え……?」
つばめの突然の発言に驚いた青木。
「の、乗って!?」
慌てる青木。
一方のつばめは無表情になっていた。涙を流していた事が嘘のようである。
「私が教えてあげるから」
「じゃあ君が乗れば……」
「私は指揮をしているの」
「え……?」
彼女のセリフに驚く青木。
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