Ⅰ. 荒波が知らせた出会い

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その刹那…… 明らかに爆発する音がした。 「な、何だ!?」 驚く青木。 その爆発音は一回だけではなく、二回、三回と数を増やしていく。 青木は「まさか……」と思い、空を見上げる。 空には人影が複数飛んでいた。 「人が……飛んでいる……?」 奇々怪々の出来事についていけなくなる青木。 「あれは"インタフェース"」 「いんた……ふぇーす?」 「今あなたの目の前にいる生体機械と同じモノ」 「え……」 そう言われた青木は二足のロボット、インタフェースに視線を向ける。 訊けば訊くほど、つばめが何なのか分からなくなった。 彼女は本当につばめなのか。 青木は偶然再会した彼女の事を疑い始める。
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