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「ねぇ……」
「何……?」
青木はつばめに訊いた。
「君はつばめなのか……」
「……」
何も答えない。
爆発音は次第に激しさを増していた。
それに驚く青木。
「これ以上……」
空に浮く人影を睨みつける。
「島を燃やされてたまるか!!」
青木は、つばめが呼んだインタフェースと呼ばれている巨人を見る。
「戦うのね」
「俺が育った島だ!」
「……インタフェースは自分の意志で動かせる」
間を置いて、つばめが告げる。
「触れれば、自然に同化する」
「わかった!」
つばめが告げた通り、目の前のインタフェースに触れる。
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