Ⅰ. 荒波が知らせた出会い

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空を飛ぶインタフェース。 神秘さと激しさを表す造形物は、加速しつつ、島を荒らす複数の人影に立ち向かう。 複数の人影の正体は、つばめが言ったとおりインタフェースだった。 だが青木は詳しくはインタフェースのことを知らず、近いものと誤認した。 それらにも、激しさの中に神秘さが溢れていた。 「うわあぁー!」 思い切り、島を荒らすインタフェースに殴りかかる。 だが、そのインタフェースは青木と同化したインタフェースの拳を受け止める。 「と……止められた……」 思わず呟いた瞬間だった。 ‐Ηα! Ππχωτξ!!‐ 「え……?」 英語でもないそれは、なお青木を動揺させる。
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