Ⅰ. 荒波が知らせた出会い

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再び殴り始める敵のインタフェース。 その時、ライフルを持った別の真紅のインタフェースが、敵のインタフェースに蹴りを入れる。 のけぞる敵のインタフェース。 のけぞった敵は、尻尾を巻くように逃げていった。 それを見届けるしかない青木。 何も言えなかった。 残された青木と同化したインタフェースとは違う別のインタフェースが呼びかけた。 ‐初心者にしてはがんばった方だが、無理矢理な感じが出ていたな‐ 「……日本語?」 聞き慣れた発音が青木の心を和らげた。
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