Ⅰ. 荒波が知らせた出会い

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‐長居は無用だ。案内する‐ 「え……?」 「どこに?」と訊きたかったが、相手は応答しない。 青木はやむを得ず案内される。 海の中へダイブする二体のインタフェース。 それらを回収するようにやって来た海底戦艦のようなモノ。 海底戦艦に回収される二体のインタフェース。 青木は焦っていたが、もう一体のインタフェースは微動だにしない。 回収されたインタフェース。 ‐×↑→↑・↑↑↓→‐ つばめの声がした。 あのときの呪文。 意味が理解できない文章。
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