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呪文が唱え終わると突然、目の先が白い光に包まれた。
そして、「お疲れ様」と声をかけるつばめの姿と顔のわからない女性の姿。
「い、今、光が……」
辺りを見渡す。
「インタフェースは生き物なのよ。兵器であって生物」
「兵器で……生き物……」
青木は驚いた。
「そう。それに、しばらく同化していたら意識が取られて、二度と戻って来れない事があるのよ」
「え……な、なぜ、それを伝えなかったの……?」
冷や汗を流し、つばめに訴える青木。
「そんなこと言ったら、逃げ出すじゃない」
「そりゃあ逃げるよ。あんな大きなモノが数多くいりゃ……」
思わず、愚痴を言ってしまう。
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