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「それに……」
「それに……?」
アイシャは言うのをためらっていた。
青木はそれを聞こうとする。
アイシャはまだ躊躇っている。
その時、揺れが生じた。
その揺れに慌てる青木に、警戒するアイシャ。
「……何だ!?」
「敵襲か!!」
その後、つばめの音声が響く。
‐総員、戦闘態勢準備、戦闘態勢準備。繰り返します……‐
「どうやら、敵の攻撃だな。同化して迎え撃つ」
アイシャはつばめの音声を聞き入れ、青木が同化していたインタフェースとは別の赤いインタフェースに手をふれる。
青木は行動が出来なかった。
「どうした?」
「どうして、戦えるのか……」
青木はつばめの発言と現在の状況により、行動に支障が来していた。
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