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目の先には平然と戦闘機を撃ち堕とすカラフルなインタフェース。
戦闘機が爆発し、鉄くずが飛び散り、海に落ちる無情さ。
真紅のインタフェースが、大剣で戦闘機を一刀両断する戦争特有の姿。
そんな現実を目にしている青木は、信じられなかった。
‐ゲームと思えば良いわ。さあ、早くその引き金を引きなさい‐
脳をついて響くつばめの声。
少し気が狂いそうになるほどの波長がある。
気を抜かない限り、耐え抜ける事が唯一の救いかも知れない。
「君も戦争の被害者じゃないか!!」
青木は叫んだ。
アイシャから聞いた話を基にして、訴えた。
‐それで……?‐
驚くほどの冷めた返し。
しかし、詳しくは話してない。
しっかり話そう。
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