その茜を愛でるように

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ガチャリ 小十郎が先にドアを開け、佐助はそれに続いて外に出た。 「小十郎」 「政宗様、今おかえりに?」 「親父と飲んできた」 「全く...まだ  未成年だというのに」 小十郎は溜め息をついて 手を顔に当てた マジでどうしよう 佐助はいきなり登場した政宗の顔が見れなくて、後ろを向いていた。 「小十郎にも女ができたのか」 政宗のその言葉にビクゥと反応して固まる。 「政宗様コイツは」 「後ろ姿佐助に似てるな」 「佐助ですから」 「そうか...~はぁ!?」 うわ バラしちゃったよこの人 その瞬間、いきなり腕を引かれ、後ろを無理矢理向かされた。 バッタリと政宗と目線が交差して恥ずかしさのあまり佐助は顔を赤くする 「ho~悪くねぇな」 「は?」  
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