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涼「ここ俺ん家なんだけど…お前も早く帰れよ」
恵「やだ…帰んない」
ニコニコしてた恵が
急に険しい表情に変わった。
帰んないって言われても
困んだけどな…
涼「帰んないって…親が心配すんだろ。早く帰れよ」
ギュッ
恵に服の裾を掴まれた。
恵「家帰りたくない…」
今にも泣き出しそうな恵を
何故かほっとけなかった。
そんな顔されたらもっと困る
涼「何でだよ」
恵「うち…お母さんいないの。それで毎晩お父さんが、いろんな女の人連れてくるから…」
こんな話し聞いて
帰せるわけないよな…
何もしないし大丈夫か
涼「わかった…。俺の家こい。寝る部屋は別にするから」
恵「いいの!?やったあ!!」
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