略奪

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恵「ごめんね…。ありがとう」 俺は恵をおいて 一階の台所へ向かった。 母「あら?涼あんたいつ帰ってきてたの?」 涼「やっ…あ、あのさっきだよ。気づかなかったのかよ」 俺って嘘つくの 下手なんだよなあ… バレないようにしねえと… 母「あらそうだったの…。夜ご飯カレ-なんだけど…食べるわよね?」 バレてないみたいだ…。 涼「ああ、てか二個用意してくれないっすかね?」 母「何で二個?もしかして彩ちゃんきてるの?」 やべえ… だって一個の皿じゃ 普通に考えて足りねえし!! 涼「きてねえよ。いっぱい食いてえからさ…」 必死に考えついた嘘 母さんは疑うような眼差しで 俺を見てくる…
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