継続

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彩「え…?でも涼に会わなかったし…それはないと思う」 健「もしかして優と一緒に家まで帰ってこなかった?」 彩「そうだけど…」 やっぱりな…。 涼は雨の中待っていた。 だけど優もいた。 落ち込んで外にいた。 そんで濡れたまま寝た。 俺の推理は正しいな! 琢「涼は待っていた。だけど鈴木と一緒の志田さんを見て落ち込んだまま外にいて、濡れたまま寝て風邪を引いた…」 俺の推理を琢磨が かっこよく彩ちゃんに話す。 いやいや!!! 俺の台詞なんだけどなあ… ちょっと切なくなったけど 彩ちゃんの方を見た。 彩「涼が…?そんな…涼がそんなことするはずないよ…」 琢「何で?」 彩「あんなこと言って…それであたしを待ってるはず…」 健「そんなこ「そんなことないと思う。あいつは、そういう奴だから…。待ってたと思う」 またも琢磨に負けた。 だけどこんな状況で 言えるはずもなくて… 琢「今日、見舞い行ってみるよ。志田さんはどうする?」
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