困惑

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彩「わからないの…。優のこと好きなのに…涼も好きで…」 俺と優が告白したことで 彩を苦しめていた。 選べない彩の気持ちが わかる気がする。 涼「俺、彩が優を選んだとしても仲良くしたいって思う。幼なじみとして応援するよ。」 彩「うん…」 涼「お前が風邪引いたらどうすんだよ。ほら拭け」 彩がタオルで拭いてる間に 着替えを用意する。 制服はびしょ濡れだった。 涼「着替えな」 彩「あ、うん。ありがと。ちょっと後ろ向いてて…?」 着替える音が聞こえる。 意識しつつ 見たいという衝動にも堪え 俺は頑張った。 彩「いいよ」 俺の服を着た彩を ベットにくるよう手招きした。 ちょこちょこ歩いて ベットまでやって来た。 涼「寒いか?」 彩「大丈夫だよ?」 涼「こっちきて」 戸惑う彩の手を引っ張って 布団の中に入れた。 後ろから抱きしめる。 心臓の音が煩く感じた。 彩「ちょっ…涼…!!」
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