~日常~

2/4
前へ
/7ページ
次へ
葉は鮮やかに色づき、風に揺れている 季節は秋 一護は、クラスメートの小島水色と話をしながら帰っていた 一護「じゃ、また明日な水色」 水色「うん」 途中で水色と別れ、一護は家路につく 一護「ただいまァ」 一護がドアを開け、中に入る…と 目の前には、一護に向けてドロップキックを繰り出す一心の姿があった それを一護は、無言でかわした 一心「ぐほぁッ!」 一心の勢いは止まらず、一護の横を跳んでいき外で背中から落ちた 一護「帰ってそうそう何してんだよ」 一護は一心を呆れたように見下ろしている 一心「ち…父とのコミュニケーションを拒むとは何事か、一護…おおォ」 立ち上がって一護を指差し言うものの、相当痛かったのか背中をさすりながら…しかも脚がガクガクと震えている 一護「コミュニケーションで蹴られてたまるかよ」 そう言うと、一護はドアをバタンと閉めた 一心「あ…あァッ!? 閉めないで! 開けてぇッ!」 一心はドアをドンドンと叩くが、一護はそれを無視した
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

137人が本棚に入れています
本棚に追加