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葉は鮮やかに色づき、風に揺れている
季節は秋
一護は、クラスメートの小島水色と話をしながら帰っていた
一護「じゃ、また明日な水色」
水色「うん」
途中で水色と別れ、一護は家路につく
一護「ただいまァ」
一護がドアを開け、中に入る…と
目の前には、一護に向けてドロップキックを繰り出す一心の姿があった
それを一護は、無言でかわした
一心「ぐほぁッ!」
一心の勢いは止まらず、一護の横を跳んでいき外で背中から落ちた
一護「帰ってそうそう何してんだよ」
一護は一心を呆れたように見下ろしている
一心「ち…父とのコミュニケーションを拒むとは何事か、一護…おおォ」
立ち上がって一護を指差し言うものの、相当痛かったのか背中をさすりながら…しかも脚がガクガクと震えている
一護「コミュニケーションで蹴られてたまるかよ」
そう言うと、一護はドアをバタンと閉めた
一心「あ…あァッ!?
閉めないで!
開けてぇッ!」
一心はドアをドンドンと叩くが、一護はそれを無視した
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