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一護「誰がオレンジ頭だッ!!
これは地毛だよ、悪いか!!」
少女は未だに一護を見てボーっとしている
かと思えば、いきなり一護の横を通り走り出した
一護「あ、オイッ!!
…何なんだ、アイツは……
…って、ヤバい!!」
腕時計を見るとホームルームが始まるまで残り僅か
遅刻確定
…と、思いきや
コン「お、一護じゃねーか
こんな所でどうしたんだよ、学校じゃなかったのか?」
一護「コン!
良いところに…」
コン「?
何だよ良いところって……ぅぐッ!?」
一護がコンの中から小さい玉を闇雲に取り出すと、それを口に入れ飲み込んだ
その瞬間、一護の体から黒い着物のような服を纏った一護が現れた
一護の体に入ったコンはその場で尻餅をついた
コン「いでッ!
何すんだよいきなり!?」
一護「遅刻しそうなんだよ
だから、早く来い!」
それだけ言うと一護は学校に向かって瞬歩で移動した
コン「あ、オイッ!!
何か報酬よこしてくれるんだろうな!?」
コンは家の屋根などを跳んでいき一護を追い掛ける
その一部始終を、先程の少女が塀の陰から見ていた
?(やっと見つけた……一護…)
その瞬間、少女の体がもみじの葉となり、消えた
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