~君がくれたもの~

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    「…若…林?」     俺に突き飛ばされた春日は上半身だけを起こした状態で俺を驚いた顔で見てくる…           そんな顔で俺を見るなっ…           「…どうしたんだ?今日の若林はおかしいですぞ?」                   うるせぇ…。         「……せぇ。」   「ん?若林…?」   「うるせぇって言ってんだよ!!」   「若林……。」       そう言って伸ばした春日の手を俺は思いきり叩いた。       「触んじゃねぇ!!」   「一体春日が何をしたと言うんだ…?」   「あぁ?何をしただ?お前が1番よく分かってんだろ!?」   「…春日には分からんよ…。何かあったなら言ってくれよ…。」   「もういい!!うんざりなんだよ!!俺が嫌なら嫌って言えばいいだろ!?無理して俺なんかに付き合ってんじゃねぇよ!!」   「若林!?お前何を…」   「何が好きだ…何が傍にいるだ…もう…もういいんだよそんな嘘!!」       俺はそれだけ言うと楽屋を飛び出した…       春日が俺を呼ぶ声がただただ悲しくて… 辛くて… 苦しくて……       あぁ… 石田くん…いい日なんてなかったよ……     気付くと俺はさっきの自販機の所にいた…    
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