~君がくれたもの~

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    でも…でもさっき…     「…さっき……。」   「ん?さっき?」   「なんや聞いてたんか?」   「昨日若林の家で飲んでたんやっちゅう話になってな、春日は何してたんや?って聞いたら…な?」   「あいつ、なんでも編物をやってたんやて!!」   「『器用な春日もあれは苦手で参りましたよ…どうやら春日と編物は相性があまり良くないらしい…』ってな!!」   「たぶん若林へのプレゼントとちゃうか?」   「馬鹿、石田!!それ言ったらあかんやろ!!」   「あっ…。…若林、今のは聞かんかった事に……。…若林?」   「…居らんやん…。」                                                   「はぁっ…はぁっ」     俺は楽屋に走っていた…    
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