~君がくれたもの~

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    外は生憎の雨…     俺はやはり雨男らしい…         空を見上げながら立っているとマネージャーに会った…。   「あら?若林…?」     マネージャーも局を出る所だったらしい…     「あ、あの、春日、見ませんでしたか!?」   「あぁ…春日なら少し前に出てったわよ。」     少し前…なら今走れば間に合うかもしれない!!     「そうですか!!有難うございます!!」     そういって雨の中飛び出そうとするとマネージャーに止められ傘を渡された…     「えっ…?」   「あんたは風邪引きやすいんだからちゃんと傘をさして行きなさい。」   「あっ…有難うございます!!」     俺はマネージャーに借りた傘をさして雨の中へ飛び込んでいった…           向かうは春日の家……    
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