嫌い。でも好き

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俺何してた…? あぁ…高熱だして打ち合わせ休んだんだっけ…? 「んん…」 「あ、神谷さん起きました?ホント無理しないで下さいよ。」 小野君が顔を覗き込むように見てくる… ………………ん? なんで小野君が…? 夢でもみてんのかな…。 いや違う…そういやさっき小野君が来たんだ…。      あぁ、今なら熱のせいって事にして言える気がする… 「ね…小野君…」 「なんすか?」 「好き…だ…よ」      そう言って小野君にキスをした… 「え…?んッ…」   …あやま…らな…きゃ…   そう思ってるのに… 小野君の驚いた顔を見ながらまた俺は眠りについてしまった。 .
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