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そっと小野君の方を見てみると
「～～～…ッ。あーもうなんでそんな可愛いんですか!!」
「え…？なに言って…俺は別に可愛くなんかッ「神谷さん！」
「俺も神谷さんの事が好きですよ」
「え……うそだ…」
嬉しい事なはずなのに…
夢見てたのに何度もその度にそんな事ないって…打ち消して…
ありえないって思ってた事が起こったせいか…否定の言葉しかだせなかった…
「嘘じゃないです。ホントに浩史の事が好きなんです。言わせちゃってすいません。」
我慢がきかなかった…
「えっ!?ちょッ…神谷さん…なんで泣んですか!?」
「だって…小野君…が…ﾋｯｸ…わる…いっ…ｸｯ。小野君は…俺の事なんともっ…思ってない…って思ってて怖くて…ヒック」
「ハァ…ホント神谷さんは可愛いですね…俺が神谷さんのことなんとも思ってないなんてある訳ないですよ。」
そう言って俺の涙が止まるまで抱きしめてくれてた…
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