第3章

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駅前のマ〇クに行った。 若山がハンバーガーを6つも頼んで驚いた。若山曰く「この時期の女の子はこれくらい普通なんです~。」と言っていたがそんなわけあるか、と思った。 「坪井君さ~そんだけしか食べないの?」と両手にハンバーガーを持って驚いた表情で聞いてきた。 「俺はお前みたいに大量に食べれない少食な男なんだよ。」と言うと「それじゃ私が大量に食べてるみたいじゃん!!」って口を脹らませた。そうだろ?と思ったが止めといた。 「そう河豚みたいに膨らむな。」と言うと「ムキー!」と奇声を上げて俺のハンバーガー、ナゲットなどを全て平らげた。 「前言撤回……カバみたいだな……。」と言うと「ん~!」となにか言っていたが口の中がいっぱいで喋れないらしい。 口が膨らんでいた。この顔を高校の男達が見たらショックだろうな……。と思い携帯でそれを撮った。 「ん~!?」となにか言って手を伸ばしてきたが避けた。「ん~…」と席に若山が着くと制服が濡れていた。 「バカ!!お前制服濡れてる……」と言うと「ん~!」と言って外に出た。「げっ!」と言って片付けて外に出るとしゃがんでいる若山がいた。 「見えた?」と若山。 「俺は見えてない。水色の下着なんて……」と言うと 「うぇーん!!」と泣き始めたら。 「なにー!?」と言ってとりあえず学ランを着せて周りの痛い視線から逃げて俺の家に向かった。
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