第4章

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「アイツらが来る前に「ピンポーン」なに!? 「春~!!」と京介と由香の声がした。 「お、おう!!どうした突然??」 「いや、もうすぐでGWじゃん??だから今年は絶対に春の別荘に……」と言葉が撮切れた。…… 「春?誰かいる?」と続けた。 「え?なんで??」汗だらだら…… 「あれ?靴があるしかもウチの高校の指定の靴…」段々笑顔になって行く京介の顔……片付けるの忘れてた……絶望的だ。 「あ、本当だ!!アンタもう女連れ込んでるの!?」と由香。 「こ、これは、だな……「坪井君~…」と顔を出す若山……NO~~~!!!!!!!!! 終わった…… 「えぇぇ!?」と京介と由香。「あのね、これ胸がその出ちゃって……」と恥じらう若山……。 「あ、ああ……姉貴は胸が無いからな……」と絶望に浸る俺。 「春、魔性の女をゲットしたの?」と京介。 完璧な満面の笑顔だ。 「誤解だ京介!!」と弁解するが…… 「春って手が早いね~。これは明日のニュースだね、由香、二人の邪魔になるから帰るよ?」と言って二人共、満面の笑顔で帰って行った……。後ろで俺の平和な高校生活が崩れて行く音がした……。 この女……親衛隊とかいるんだよ!明日そいつらにズタズタにされて太平洋の藻屑となる……。短い人生だったな……。 「坪井君!?どうしたの!?泣いてるよ!?」となにもしらない若山(元凶)が心配してくれた。 「困った時はお互い様だよ、よし!!元気をつけてあげる!!」と若山、元凶がなにを言ってるの? 「いいよ…今さら元気をつけたって明日になれば…」といじける俺。 「もうっ、いじけないの~それと、コート借りるね?パジャマだと胸が目立つから」と言って台所に走って行った……。
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