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「じりりり!!」とうるさい音を鳴らす目覚まし時計………
朝の弱い俺の為に姉が買って来てくれたが……
俺にとっては迷惑な物体である。
目覚まし時計のうるさい音を止めて二度寝……。
何分たったのだろうか……
誰かが俺を呼んでいる……
目を開くと……「よっ、おはよう春人」と満面の笑顔の友人がいた。
なにが楽しくてコイツは朝から笑顔なのだろう?
と思いながら起きる
「おはよう」と目を擦りながら言う俺。
「おはよう、早くしないと高校遅れるよ?」と笑顔の京介。
「あ?誰が遅れるって?」と俺が言う、朝はなんかイライラする。
「ん~僕ら?時間見たら?」と俺を笑顔で見ながら答える。
「ん~そうだな……」見ると驚愕した……
「夢?」と京介に問う。
「遅刻まで20分だね~」と笑顔の京介、なんで笑顔なんだよ!?と言いたいが急いで準備だ
「急ぐぞ!!」と俺、パンツとTシャツで寝ている俺は着替えには時間がかからん!!
1分で準備完了……
「どうだ!?」と京介に言うといなかった……
「アレ?」と一人言い放ち一階に降りて玄関に向かう。
「春人まだいたの!?」と絶叫する姉の声がしたが無視した。
「高1の入学式の次の日からこれか……」と姉、成美。
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