第5章

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駐輪場で京介を捕まえてヘッドロックをしようとすると避けられた。 また逃げられて追い掛けた。 「てめえ!!この頭どうやったら元に戻るんだ!!」と追い掛けると「待て!!」とゴリラ 「え?なんですか?」と俺、すると髪の毛を握られ 「この頭はなんだ?」とドスのきいた声で言われた。「パーマです。」と正直に答えた。 「お前ちょっと来い」と言って髪の毛を引っ張られたまま職員室に連れて行かれた。そして怒られまくった。 遅刻はしなかったが朝からテンション下がるぜ… しかも頭になんか丸いのがついてたし、頭洗うときなんで気付かなかったンだ…? 等々考えながら教室に入った。 「おはよう」と言うとみんな爆笑した。すぐに京介を睨んだ 「京介、この野郎……」 「まぁまぁ、起こらないの、春ちゃん」と京介 周りから「女みたい」とか「かわいらしいね」とか言われた。 「春~昨日若山さんとなにしてたの?」と笑顔で聞いてきた。ダブルパンチ…… それを聞いた瞬間こちらを男子全員が見た。 「えーとですね…」だんだん男子がこちらに来た。 「昨日は昼ご飯と夜ご飯食べたんだよ。ね、坪井君?」と後ろから若山の声がした。 「皆の衆よ、よく聞け。あれは仕方なかったたんだ」と弁解しようとするが 「死ね」や「殺す」等々の物騒な言葉を言われた。 「誤解だ~!!」と俺の声が教室中に響き渡った。
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