第5章

4/7

902人が本棚に入れています
本棚に追加
/251ページ
授業になり一時間目は…英語だった、石川という若い先生である。授業中に海外旅行に行ったときの出来事などが結構面白い。 ノートだけはちゃんと書いた。 放課になる…「坪井君~昨日はありがとう」とお礼を言われた。 「ああ、いいよ。俺のほうこそ昨日……」周りの視線が一気に強くなったのを感じた。 「えーと、夜ご飯おいしかったよ。」と周りの視線が強くなったのを気にしながら言った。 すると「本当に!?じゃあまた一緒にご飯食べようね!?そうだ!!今日お昼ご飯食べよ!?」なに!?そんなことしたら殺される!! 「いや、待て若山!!俺…京介と食べるし女一人だと食べにくいし居づらいだろ!?また今度にしよ!?」ふぅ…… 「それなら私が友達連れてきたらいいよね!わかった!!」と言って席に行った…… 「え?」ポンっと肩に手を置かれ 「すごいポジティブな子だね~」と笑顔の京介、横にトオルがいた。 「いいな~坪井~」とトオルが言った。 「よし!!お前ら昼飯一緒食べようぜ!?」と誘った。 「そうだね~向こうも誰か誘ってるみたいだしいいよ~。」と京介。 「いいぞ」とガッツポーズしていた。 これでなんとかなったな……。と一安心した。 「若山さん誰誘うか知ってる?」と京介が授業中に聞いてきた。 「さ~わかんね人だろ?」と俺「当たり前でしょ?もし私の友達~って言って動物の猿やチンパンジー連れてきたらどうする?」と京介が言ってトオルと俺二人で想像して……「プッ」と笑ってしまった。 そんな調子で昼まで珍しく起きていた。 四時間目の授業も終わり腹が減る。 「京介~腹が減って背中と腹がくっ付きそうだ…」と机に突っ伏した状態で伝えた。 「なら購買いに行こうよ、若山さん友達連れて待ってるよ?」と京介。 「はぁ、そこは、僕が購買に買いに行くから春はそこで寝てて、だろ?はぁ友達思いじゃないやつめ」 と悪態ついた。 「僕が購買に行って買いに行くから春は先に屋上で若山さんの相手して待ってて、いつものでいいでしょ?」と言ってくれた。 「よくぞ言ってくれた!!ではおやすみなさい。」と言って寝ようとしたら頭を拳骨で殴られた。 「イテッ!!てめえなにしやがる!!繊細で天才的な脳がいかれたらどう責任を取るつもりだ!!」と京介に文句を言った。 「繊細で天才的な脳が英語9点とらないよ」と睨まれた。 「行くよ、購買、屋上にも」と観念した。
/251ページ

最初のコメントを投稿しよう!

902人が本棚に入れています
本棚に追加