第2章

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………「…………あ、そうなんですよ~まだ校内のこと全くわからなくて~」と言う俺…… 「そうなんですか~私わかるんで案内しますよ??」と女の子。マジで?? 「ありがとうございます。お願いします。」やった……だが 「でもいいんですか?」と付け足す俺… 「なにがです?」と女の子 「暗いですし…迷惑じゃ…」 すると「困った時はお互い様ですよ~」と手を振る 「ありがとうございます」と頭を下げて「では行きましょう!!」と下駄箱に向かう。スリッパに履き替えて女の子を前にし教室に… 怖い…… 四階まで昇ると「なんか音しません?」と女の子、勘弁してくれよ… 「え?」と耳を傾けると……「ガーガー!!」と音が……終わった……出た……幽霊……意識を放そうとしたら「あの~これ携帯電話のバイブのようですよ?」と女の子「は……?」携帯をもらい画面を見ると魔王と書いてあった… 「もしも「早く帰ってこい!!煮るぞ!!」と言うなり切られた。 「大丈夫ですか?煮るとか…」と女の子…心配してくれるのか……ありがとう……嬉しいよと感激した 「じゃ出ますか」と言うなり降りて行った…… 校門で「ありがとうこのお礼はいつかします!じゃ!」と言って帰宅した。 「あの~……行っちゃった……」と女の子… 「生徒手帳落としてる……クスッ面白い男の人」 と呟いていた。 その頃当の本人は……
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