🍀病院🍀

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目が覚めたのは、 病院のベッドの上だった。 桃が小さくなって泣いている。 夏葉「いた…」 だるい体に、頭痛が走る。 桃「夏葉…」 夏葉「日野くんは?」 わたしの言葉に、 桃は顔を強張らせた。 桃「星夜くんは…っ」 声を詰まらせる桃。 不安になって 無理やり起き上がると、 病室の角に星夜が座っていた。 夏葉「日野くん…」 桃「告別式は明日だから…」 涙を大きな目いっぱいにためて、 桃は病室を出ていった。 どうして? 星夜はそこにいるのに。
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