🍀病院🍀

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星夜「…電車から降りて、 チャリで帰ろうとして 駅のチャリ置き場に行ったんだ。 そこに仔犬がいて…。 妙になついてさ。 オレについてきたんだよ。 そしたらそいつが 道路に飛び出して、 気がついたらオレも…」 夏葉「やめて…っ」 聞くに耐えられなかった。 夏葉「わたしは まだ信じたくないよ…っ」 星夜「ごめん」 寂しそうな顔をした星夜。 星夜「そりゃ…、 夏葉も迷惑だよな…」 いま星夜の話を聞けるのは、 わたしだけなんだ。 夏葉「そんなことないよ…。 ただ、信じたくないだけなの」 必死で言葉を発すると、 一呼吸おいて 再び星夜が話し始めた。 星夜「…オレ、 なんでここにいるのか わかんないんだ」
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