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爽子
『…捨て犬?河原の?』
~河原~
マル
『キャン!キャン!!』
風早
『そっか…この傘って黒沼のだったのかぁ!そんであんなずぶ濡れだったんだ』
爽子
『お恥ずかしい……』
風早
『本当だ!名前書いてある!』
マル
『キャン!キャン』(風早になつく)
風早
『…俺、こいつもらってい?』
爽子
『ほ……本当?』
マル
『ガル!ガウ!…』(爽子を威嚇する)
風早
『わっ!…コラ!』
爽子
『大丈夫!!免疫ついてるんで!小さい頃から動物には怯えられるので!!あと子供』
風早
『ええっ』
爽子
『ただ……犬が一番好き……』
風早
『…そうだ!犬って飼い主と仲いーとこみせるとなつくって言わない?』
爽子
『え…』
風早
『ほらっ!仲良しだよ~!!』(爽子にくっ付く)
爽子M
『な……仲良し』
風早
『ホラっ!ねっ!!大丈夫だよ!!』
爽子
『……うん!』
爽子M
『風早くんに言われると…本当にそんな気になるから不思議…風早くんはいつもこんな感じ、壁がないんだ誰に対しても…だからみんな好きになるの、風早くんのことを…』
爽子M
『人と犬も…一緒かな、私もみんなとの間にある分厚い壁を…壊していきたい、ちょっとずつでも…』
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